Sunoで「Credits Refunded」と表示されて、クレジットが返金された場合、商用利用してもOKなのか?

Credits Refunded
Sunoを使って効果音やジングルのような短い曲を意図的に作っていたところ、
「Credits Refunded」という表記とともにクレジットが自動返金されてしまいました。
「え?返金されたってことは、この曲って使っちゃダメなの?」
「有料クレジットじゃない扱いになるなら、商用利用できないのでは?」
そう悩む人は私だけではないはずです。
この記事では、Sunoの公式規約を確認しながら「返金された楽曲を商用利用できるのか」を整理していきます。
そもそも「Credits Refunded」とは?
Sunoでは生成結果が「極端に短すぎる」「エラーが起きた」などのケースで、クレジットが自動返金される仕組みがあります。
生成のエラー等でユーザーがクレジットを削られることの無いように……そういった救済措置みたいなものですね。
「Credits Refunded」でも商用利用できる?
結論から言うと、おそらく可能です。
Sunoの利用規約を読み解くと、有料プラン(ProやPremier)で生成した楽曲は、たとえクレジットが返金されても「商用利用可能な権利」を保持しています。
というのも、商用利用に関係するヘルプページはいくつかあるのですが、
いずれも楽曲が作成された際に「subscribed to a Pro or Premier plan(ProまたはPremierプランに加入している)」という表現がされているからです。
Q.自分の曲をSpotify等に配信しても良いですか?
https://help.suno.com/en/articles/2410177
Q.ユーザーが作った音楽はSunoが所有するのですか?
https://help.suno.com/en/articles/2416769
Q.商用利用と非商用利用の違いは何ですか?
https://help.suno.com/en/articles/2425345
つまり、有料プランで作った曲であれば、返金の有無に関わらず権利はユーザーに移転していると考えて良いかと思います。
「Credits Refunded」という表示はあくまでクレジットの処理上の話であり、楽曲の利用可否には影響しないということですね。
また、Pro又はPremierプランで付与される月間クレジットを使い切った場合、ベーシックプランのユーザーと同様に1日あたり50クレジットが付与されるのですが、その1日50クレジットで作成した楽曲はPro又はPremierプランのサブスクリプションが継続されている限り、商用利用権が付与されます。
このことからも考えて、あくまで商用・非商用に関しては曲を生成した時にPro又はPremierプランのサブスクリプションに契約してるかどうかが判断材料になるようです。
Q.支払ったクレジットをすべて使用した場合はどうなりますか?
https://help.suno.com/en/articles/2643713
その他にも、サブスクリプションを解約した場合の商用利用に関して、Suno側で請求書の保管をしておいて欲しいといったニュアンスのQ&Aもありました。
クレジット返金を拒否する方法は?
残念ながら、クレジット返金の拒否は現状はできません。
サブスクリプションの支払いに関しては原則返金不可ですが、このようにSunoの判断により「自動返金」が行われる場合があります。
ユーザーが「返金しなくていいから有料扱いにして!」と指定する方法は提供されていません。
まとめ
- 「Credits Refunded」は短すぎる楽曲や不具合時に発生する自動返金処理
- 返金されても、有料プランで作った曲の商用利用権は基本的にユーザーに移ると考えられます。
- 返金を拒否することは、おそらくできません(Suno側の自動処理によるため)
つまり――
「返金されても、その曲は問題なく使えるはず」
これが現時点での答えです。
私自身も最初は「返金された曲はグレーなのでは?」と不安になりましたが、規約を確認してひとまず安心しました。
同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです!