雑記・エッセイ

メタバースで“ひとり主催”を続ける方法:スタッフなし・告知なしでも成り立つイベント設計

seironsyugi
CHiHAYA
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記事を書いているCHiHAYAと申します。

モットーは猫と映画とささやかな暮らし。インド映画が好きです。

メタバースでは主に歌を歌ったりしています。

先日、clusterで主催しているイベントが1周年になりました。

その時の記事もあるのですが、あくまで「来てくれた方々への感謝」として書いたので、今回は私なりの哲学というか、自分に合う方法の模索というか、色々考えた結果こうなったよ! というのをまとめたいと思います。

【1周年記念】Verse×Verseが歩んだ一年と、心からの感謝を込めて!
【1周年記念】Verse×Verseが歩んだ一年と、心からの感謝を込めて!

オープンマイク形式なので毎回数名~十数名の協力はありますが、運営スタッフとしては1人でやっています。

いろいろと偉そうに書いていますが、誰かの背中を押せたらいいな~と思って書きました。

CHiHAYA
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※まったくの1人でイベントをやっているわけではありません。
協力して頂ける方無しでは成立しないイベント形式です。

この記事に書いてあること
  • メタバースでスタッフ無し、告知無しでも成り立つイベントを開催する方法
  • 一人でやることの最大のメリットは「調整コスト」がゼロなこと
  • 一人主催は既存のコミュニティが無いので、新規の方が参入しやすい

はじめに

私はclusterで1年前から、参加者を募って音楽イベントをしています。
「Verse×Verse(ばーすばーす)飛び入り参加型音楽イベント」という名前で開催しています。

このイベントの特徴

毎週金曜21時開催の飛び入り参加型音楽イベント。
歌・演奏・ダンス・ラップ・AIソングなど、音楽やパフォーマンスなら何でもOK。
アカペラ・インスト演奏・EJ(エフェクトジョッキー)も歓迎しています。

  • 事前告知・出演予約不要(希望者は当日CHiHAYAへ声かけ)→現在は予約も積極的に受付中
  • 1枠10分以内・2曲まで
  • EJ参加や同伴出演も可能

けっこう勘違いされるのですが……というかサムネイルの時点で二人映っているので、「ひとり主催」ではないのでは? と思われるかもしれませんが、主催自体は一人です。(女性アバターの方が主催のCHiHAYAです)

CHiHAYAが、”セイ論主義”という音楽ユニットに所属しており、ギタリストのKooTA(サムネイルの男性アバターの方)と組んでいるので……まぁ、正直に言うと活動の宣伝になるかなぁと思って二人ともサムネイルに入れているのですが、KooTAはスタッフではありません。

あくまで、CHiHAYA主催のイベントに”セイ論主義”が出演しているという位置づけです。

CHiHAYA
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サムネイルに載っているKooTA氏が一切参加しない場合もあるので、さすがにそれは優良誤認が過ぎるなぁと思う事もあるのですが、仕事の都合で来れなかったり、来れないと思ってたのに予定が早く終わって来れたりすることもあるので……

参加しない時はサムネイルを一人に変えてた時期もありますが、ちょっと手間すぎてやめました……KooTAさん目当ての方、すみません。

毎週開催で「告知」ではなく「覚えてもらう」方式に

多くの主催者が最初につまずくのが「集客」と「周知」だと思います。

そもそも、私は告知が得意ではありません。

主催でなくても、呼んで頂けるイベントなどの告知をすることがありますが、「告知しなきゃいけない」というのをすっかり忘れてしまうのです。私は結構人前にでるとテンパってしまうので、やらなきゃいけないことがスポーンと抜けてしまうんですよね。

というか、告知しなきゃいけないのに「あのイベントはいつ開催だったっけ?」とカレンダーを見なければ思い出せません。

同じように、「告知」というのは、来てもらう人に”日時を覚えてもらうコスト(労力)”が発生します。

なので、大変だとしても「毎週同じ時間に開催する」という方式を選びました。
固定スケジュールにすることで、参加者は「金曜21時=あのイベント」というように自然と覚えて貰おうと思いました。

また、そもそもイベントを開催しているのがclusterというメタバースで、とってもありがたい「イベントを立てたらイベント一覧に自動で記載されるシステム」があるので、イベントを立てるだけでも告知効果があると思ってます。

この方法の利点は、時間が経つほどに告知労力が減っていく点です。
SNSや他の場の広報よりも、開催の継続性そのものがブランディングになるという考え方です。

CHiHAYA
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まったく告知をしてないというわけではないのですが、何かのついでに「毎週金曜日21時~オープンマイクやっています!」というだけなので、最近は口癖のようになっています。これも告知労力が減って良いですね。

毎週ってのが結構大切で、隔週ですら、第一なのか第二なのかで、覚えてもらうコストは増えると思います。

また、私の事を知っていて、ご紹介頂けるような場がある場合、紹介者さんも労力が減るのは良い効果があったなぁと思います。「CHiHAYAさんは毎週オープンマイクのイベントを開催しているので気になる方はどうぞ」と言って下さったり。とてもありがたい。

CHiHAYA
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毎週開催しよう!と思ったわけではなく、

告知がしたくない!→そうだ、毎週開催しよう!という流れでした。

「一人完結」で管理コストを減らしてみる

さぁ告知コストを減らすために、毎週イベントを開催しよう!

次に考えたのは、運営方法をどのようにするかです。

かなり早い段階で「一人で完結できるようにしよう」とは考えていました。

そもそも、毎週数時間誰かを無給で拘束なんて、逆の立場だったら嫌です。

初期の初期は、イベントに慣れたカメラマンさんや警備の方だったり、ワールドクリエイターの方にお手伝いして頂きましたが、やっぱり「うーん、無償で他人にこれをやらせるのはおかしい」と思って、罪悪感がありました。

CHiHAYA
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それで良い!と思って楽しく活動されている方が大半だと思うのですが、1回2回は良くても、毎週だと大変すぎますし、誰かが不在の時の人員探しも大変です。


また、イベントを続ける上での最大の壁は、人員調整です。
誰かと分担すれば作業は減りますが、その分、調整・相談・気遣いが増えます。

私は「定期的に続けること」を最優先にしたかったため、早い段階で“一人で完結できる構成”にしました。
ステージ演出、進行、運営、すべて自分の裁量で動かせるようにしています。

それにより、手間取ってしまいお客さんをお待たせしてしまう事もあるのですが、私のワガママでごめん! と思いつつやっています。

CHiHAYA
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かといって、私のイベント形式はオープンマイクなので、完全に一人というわけではないのです。

ギフトの分配もしていないので、「それでもメリットを感じる方、出てもいいよって方のみ出て下さい」というスタンスでいます。

コミュニティを最小限にしてみる

私が「一人でやろう」と決意したもう一つの理由に、新規参入のしやすさがあります。

私はVRChatで参加していたコミュニティ「VRoid学園」でも、コミュニティが出来上がった後の方から参加しました。clusterでも、まだまだ新参者です。

どこでもそうですが、既に人間関係が出来上がった場所に入るのって、けっこう大変ですよね。

たとえば、「あの人はこういう話題が苦手」「この人は主催の右腕」みたいな関係性を把握しないと、うっかり地雷を踏んでしまうこともあります。
幸なことにメタバースではそのような面倒な事にはなっていないのですが、実社会ではそういう事が多かったので、ちょっと警戒してしまいます。

新しいコミュニティに入るのは、転校生のようなもので、慣れるまでは時間も気も使うものですよね。

イベントも、実は小さなコミュニティです。

主催・カメラマン・スタッフ・警備……と人が増えるほど、空気を読む難易度が上がっていきます。私はそういう(気遣いが生じる可能性のある)場所に入るのが正直苦手です。

イベントを開催・参加する多くの人は、派閥も無く、一人一人独立した人格で自由に動いているのが実状だとは思いますが、何も知らない新参者からすると、そんなことはわかりません。

だからこそ、一人で開催することで「主催の私とだけコミュニケーションが取れればOK」というシンプルな構造にしました。
出演希望の方も、誰かに気を使う必要はなく、気軽に声をかけてくれればすぐに出演できます。

このシンプルな構造が、出演のハードルを大幅に下げていると思いたいです。
既存メンバーとの関係構築に気を使う必要がないので、「初めてでも出てみようかな」と思える人が自然と増えていたらいいなと思います。

常連さんも増えていますが、その多くは「私とあなた」の1対1なのです。

CHiHAYA
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良いような事を書いているけれど、逆に、私の事を苦手に思う方が居たら……という最大のデメリットもあるのですけどね

一人主催のデメリット

毎週開催のデメリットは言わずもがな「大変」の一言に尽きます。

一人主催にもまたデメリットがあり、一人で全てを回すということは、当然ながら全部自分でやるということです。

ステージ設営、照明・音響のチェック、スクリーン設定、進行、トラブル対応……。
一つひとつは小さな作業でも、積み重なるとかなりの負担になります。

誰かに頼めば楽になることも多いですが、前述した通り一人で開催するために、それをあえてやらないと決めています。
だから、「諦めていること」もあります。

例えば、配信をしたり、きちんとした警備をしたりといったことです。

CHiHAYA
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そもそも私がVRChat出なので、clusterに来た時に「警備」という役割があったことにびっくりしました。

配信の場合は「配信をやらない」というだけですが、警備をおろそかにするのは、利用者側からすると安心できません。
そもそも、警備の主な役割としては、clusterの規約から外れた行為を行っている人に対して、警告したり、時にはイベントから退出させたりといった役割があります。

警備スタッフが居る場合は、捕捉→警告→警告に従わない場合は追放、といった流れになると思います。

私は一人で運営しているので、必要に応じて警告を出すことはありますが、場合によっては警告無しで退場してもらう! というややキツイ処置をすることにしています。(実際にやったことはありません)

↑のように書いてはいますが、実際のところ、不審な動きを見かけても、ちょっと見守ったり、軽く注意しておわりといった場合が多いんですけどね。多くは悪意のある妨害ではなく事故やシステムを知らずに……といったものなので。

ただ、イベントを立ち上げる前に、一人で運営する場合、「やらないこと」「最低限の対応」の線引きを自分で決めることが重要です。

CHiHAYA
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これ以外に、一人で全てやることの最大のデメリットは「小さく完結してしまう」ことですよね。やっぱりスタッフの人数が多いイベントには規模も、集客もかないません。
ただ、それ以上に自由にやりたいことをやれるメリットは大きいです。自由サイコー!

実際にやっていることのまとめ

開催まで
・サムネイル作り
・イベント立て
・予約の連絡対応(週平均3~5人程度)
・イベントワールドの制作(気が向いた時、ドバっとやる)

開催中
・BGM流す(イベント開始~15分間のみ)
・参加者写真撮影・ゲスト権限の付与(下記のようなシートに参加者の写真と名前を記載してスクリーンに表示しています)

・ジャスラックコード、ネクストーンコードのまとめ
(最近は、待ち時間の間にコードが分かれば送って欲しい!と言っていますが、念のため自分でも控えています。知らない曲でも歌詞を打ち込むと曲名が出てくるので答え合わせ可能です)

・MC(始まる前に、次は〇〇さんです、終わったら簡単な感想というか雑談)

・EJ(エフェクトジョッキー)
 知ってる曲、知らない曲で不公平にならないよう、1曲通してエフェクトが決まったらほぼ変えません。
 自分の曲をもっと良く魅せるために、EJを連れてくるのも許可しています。

・警備(前述した通り)

・写真撮影(Xに簡単な感想と共にポスト(感想が無く、写真だけの日や、ポスト出来なてない時もありました……ムラがあるのはなんとかしたい)

まとめ

まとめ
  • メタバースでスタッフ無し、告知無しでも成り立つイベントを開催する方法
  • 一人でやることの最大のメリットは「調整コスト」がゼロなこと
  • 既存のコミュニティが無いので、新規の方が参入しやすい

あくまで一例にすぎませんが、ご参考になれば幸いです。

CHiHAYA
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偉そうなことを言っていますが、あくまで一例です

自分に合った方法でチャレンジしましょ!

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