イベントは参加1人でもやるべき?いや、なんなら0人でもやるべきだよ!
「イベントは、誰か一人でも来てくれるなら開催する価値がある」──そんな声をよく耳にします。
確かに、誰かが求めてくれていることに応じるのは大切です。自分が開催を決意するきっかけにもなりますよね。
しかし、私はあえてもっとハードルを下げます。
参加が0人だとしてもやってみよう!
開催しないと需要なんてわからない!
先日、思いつきで「インド映画お喋り会」というイベントをclusterで開催したことがあります。
久々に熱が入る映画を見た勢いで立てたイベントでした。
このイベントを開催する前は、正直「来場者0人かもしれない」と思っていました。

結果的には数人の同士が集まりましたが、このインド映画のイベントでも予想外の方がインド映画好きだったり、私よりもっと古くからインド映画を愛している方もいました。
開催前の段階で0人想定だったとしても実際にイベントを起こして0人だったとしても、私はそれでも十分に熱い体験だと思っていました。
イベントに来る人が0人ということは、需要がないわけではなく、単に未開拓なだけなのです。
もしかしたら、告知が足りなかったり、時間帯が合わなかったり、参加しにくい状況だっただけかもしれません。
つまり、0人の可能性を恐れずに開催することは、自分だけの新しい可能性を切り拓く行為でもあるのです。
実際に0人だったらどうしていたか
〇〇だったらどうしよう、という不安を消すために有効な行動とはなんでしょうか?
不安を消すには、不安の分析です。
つまり0人だったらどうするかあらかじめ決めておけばよいのです。
開催日時は適切か検討してみる
例えば、早朝5時であれば、そもそもそのサービスのコアタイムのではないのかもしれません。またコアタイムでも競合イベントが多ければ来る人が減るので、別の時間帯に変えてまたチャレンジするのも良いと思います。
告知内容が適切か検討してみる
何をやるのかよくわからないイベントというのは、正直参加者からすると不安です。しかもニッチなジャンルでもしかすると主催者と1対1になるかも……と思うと「ちょっとイベントを覗いてみる」のも足が重くなりますよね。
「ちょっと興味があるけどなぁ」と思ってるひとも気軽に参加しやすい雰囲気づくりがたいせつかなぁと思います。逆に、フレンドリーな内容が合わないジャンルだったのかもしれません。
しかし、「だれでも大歓迎!」より「わかる人だけ来れば良い……」みたいな雰囲気がマッチするジャンルもあるはず。告知内容を検討してみましょう。
開催場所が適切か検討してみる
年齢や性別によって趣味趣向が決まるわけではありませんが、やはり傾向はあるものです。
例えば若者が多い場所で演歌イベントをやるより、年齢が上の世代が多い場所で演歌イベントをした方が人が集まりますよね。(若者の間で演歌が再評価されてるとかそういう事は抜きで! あくまで一般論ですよ)
開催媒体が適切じゃなかっただけで、需要はあるのかもしれません。開催媒体について検討してみましょう。
割り切って「イベントのテスト」をしてみる
普段やったことのない演出をやってみたり、人が来た時のために喋る内容を練習してみたり。そういった練習時間に割り当てるのも良いと思います。
ニッチ市場開拓の第一歩
そもそも、開催するジャンルがニッチなものであった場合、参加するまでに至らないまでも、そのイベントを知った人のなかに、ニッチなジャンルについての存在が生まれます。
「ニッチなジャンルを告知した」ということがそもそもの成果なのではないでしょうか。
私のイベントの場合、「インド映画」というジャンルを知らなかった人に「インド映画」という存在を知ってもらう良い機会となるのです。
その人は、イベントには来なかったかもしれませんが、話題のインド映画が上映されたら、もしかすると興味が出て見に行くかもしれません。そして、ファンになるかもしれません。
ニッチなジャンルじゃないにせよ、例えば「卵を割らずに薄皮だけ残して、外側の殻を剥くのが一番早い人を決めよう!」みたいなイベント(書いていて思いましたが、これも”ニッチなジャンル”でしょうか)だって、0から需要を生み出す事だって可能だと思うんですよね。

とはいえ、本記事は費用が掛からないメタバースやオンラインイベントを想定しています。費用が掛かる大きなイベントの前に、需要の確認のためにメタバースで開催してみるという手もありですよ。
需要が無いのではない、未開拓なだけ
ニッチなジャンルに飛び込むことは、孤独で不安かもしれません。しかし、0人というデータは決して悪いことじゃないと思うんです。
なぜなら、まだ見ぬその同志たちは今、既存のどこにも満たされていない需要を抱えて、あなたのイベントを待っているからです。
「誰も来ないかもしれない」と心配するより、「最高の検証データが取れる!」と捉えて、あなたのニッチな情熱をメタバースのイベントにして発信し続けてみてください。
その行動こそが、新しい文化とコミュニティを生み出す、最初の一歩になるはずです。

手段と目的が入れ替わってる気もしますが、次こそは、本当に0人のイベントを開催してみたい!
